nikaToMoBB’s diary

むつぼしてんとう How do you like swimming? / 水泳どうでしょう

「軽」200万台は増税への引き金!?

かなり前になるけど、日経ビジネス オンラインで、こんな記事があったのを思い出しました。

スズキ、「軽」減産の事情 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060818/108251/


ここ最近の自動車販売は、軽自動車やコンパクトカーなどと高級車やプレミアムカーに二極化しているそうだ。

まぁ、一家に1台という時代から、一人1台という時代になったのだから、所有しても負担が少なく扱いやすい軽自動車の販売が増えるのは当然と言えば当然なのでしょう。

そこで、ちょっと気になる記事が、、、

■200万台は増税への引き金?
今年上半期の軽自動車の販売台数は前年比4.7%増の107万台。
仮に通年でも4.7%増になるとすれば、昨年実績の192万台は201万台へ増え、200万台の大台に乗る可能性も出てきた。
これにスズキからのシェアトップ奪取を目指すダイハツ工業の神尾克幸副社長はすかさず反応。
6月19日の新車発表会で「可能性はある」と発言し、目標シェアに応じた販売台数の積み増しも示唆するなど息は荒い。

ところが、スズキの鈴木会長は7月4日の記者会見で「あまりはしゃぎすぎると良くない。198~199万台だろう」と牽制。
販売目標も据え置くとして、対照的な姿勢を見せた。

ここへきてスズキが3万台の減産を打ち出したことで、200万台を超える可能性は低くなった。減産は、200万台を超えさせないという鈴木会長の意思の表れのようにも映る。

なぜ200万台超えを歓迎しないのか。

答えは税制にある。
軽自動車の税制は普通車より安く、これが販売増を支える一因でもある。
周囲からは「優遇税制」という指摘が長年あり、軽メーカー首脳には「200万台超えという切りのいい数字をきっかけに増税論議が本格化する」という警戒感が強い。

------以上、記事抜粋------


ようは、あんまり軽自動車の販売台数が多くなると、お酒における第3のビールみたく、増税の対象になりうることだ。

詳しくは憶えていないが、確か軽自動車の自動車税は、本則(本来の税率)より低い税率となっていて、普通自動車(乗用車)の自動車税は、本則より高い税率となっています。

確か30年以上前に決まったことなので、現在の税率が普通だと思うのも仕方ないでしょう。

本則の税率から見ると、本来は軽自動車と普通自動車(乗用車)の1000cc以下と、さほど税額の差が無いんですよね。


今の国のお財布事情を考えると、自動車税の税制がこのまま維持されるのか、それとも安易な増税か。。。!?


やっぱり安易な増税にふみきるのかな!?