ドコモは4月以降発売する端末(6月発売以降の端末だったかな)は、端末のSIMロックを解除できるようにすると発表した。
この動きに対して、いろいろとみなさん思うところがあるようだけど、私の考えとしてはユーザーのデメリットにはならないようなので、良いんじゃないかと思ってる。
ただ私が思うのは、SIMロック解除がどういうものなのかって事が、いがいと知らないユーザーが多いということ。
まぁ、海外に行ったり、海外の携帯などに興味がなく、国内で端末を使う分には、むしろ知らなくても良いとは思う。
SIMフリーになって何ができるとか、いろいろと勘違いしてる人も多く、しかもその多くは無理なことを言ってる人が多い。
国内大手の通信キャリアと言えば、DOCOMO、au、SBMなんだが、現在の3G(3.5G)ではDOCOMOとSBMは同じ通信方式でauはそれとは違う通信方式を採用している。
まぁ、こんなのは多少興味がある人なら知ってると思ってたんだが、意外と知ってる人は少数派だったりするのだ。
そこでふと思ったのは、海外ではどうなのか知らないけど、独自のサービス名を付けるのはやめた方が良いんじゃないかと思う。
基本的にDOCOMOの契約しかしてなく、以前ちょっとauを契約してたくらいなので、各社どうなのかは分からないので、ちょっと偏ってるかもしれないが…
DOCOMOは以前、PDC方式(2G)の頃、これをmovaと呼んでいた。 それから、W-CDMA方式(3G)のFOMAが出てきて現在に至り、今ではW-CDMAのHSDPA(3.5G)でFOMA HIGHSPEEDってのもやっている。
そんでもって、今から全国に普及するであろうLTE方式(3.9G)に至っては、Xi(クロッシィ)という呼び名が付いている。
これはあくまでDOCOMOでの呼び方であって、同様の通信方式を採用してるSBMでは別の言い方をしてるはずだ。
auだってCDMAとかCDMA2000とかいう方式なんだけど、WINとかなんとか言われても、よく分からない。
この際、わざわざ俗称なんて付けないで、W-CDMAとかLTEとかでいいんじゃないかな?
そうすれば、SIMフリーになっても、ユーザーはそんなに混乱しなくて済むんじゃないかと思ったり、、、
まぁ、SIMカードだって、各社言い方が違う。 DOCOMOはFOMAカードとか言うし、auはICカードだっけ?
以前、2~3年前だっけかな、ショップでFOMAカードをSIMカードと言ったときに通じなかった事もあったから、やはり俗称みたいなのは付けない方がいいと思うのよね。
おっと忘れかけてたけど、端末を違うキャリアで使うと、キャリア独自のISP(iモードとかY!とか)は使えなくなるよ。
基本的には音声通信のみって事だね。
それと、スマートフォンの中でもちと特殊な位置付けにいるBlackBerryだけど、こいつを使いこなそうと思うと、BIS(BlackBerry Internet Service)ってのが必要なので、このサービスを提供してるのは国内ではDOCOMOだけなので、BlackBerryについてもiモードと同じく、DOCOMOに縛られてるって事だね。