ドコモが4月以降に発売する端末は、SIMロックを解除できるようにすると言う事なので、月曜日に発表された夏モデルはSIMロックが解除できると言う事になってるはずだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/nikatomo72/61826948.html
ただ、記者からの質問で、SIMロック解除した端末のAPNは?という問いかけに、APNは固定とかいう回答だったので、それってどうなん?って感じだ。
とりあえずAPN云々は置いといて、ちょっとSIMロック解除による今後を考えてみた。
ここではフィーチャーフォンについては、あまり関係ないというか、分からないので置いといて、各社販売に力を入れているスマートフォンについてだ。
基本的に、今スマートフォンと言えば、国内での火付け役としてのiPhoneとAndroidって感じだ。 iPhoneはSBMのみの販売で、Android端末については、DOCOMO、au、SBM共に販売している。
DOCOMOとauの言うスマートフォンってのは、Androidの事を指していると言っていいだろうね。
DOCOMOの端末はSIMロックを解除できるって事は、端末を他のキャリアでも使用できると言う事になる。 現状ではDOCOMOと同じ通信方式のSBMだけだ。
端末を購入し、他のキャリアに移ってもらいたくないって言うのが、3月から導入された「月々サポート」ってのを見ると分かると思う。 端末価格から値引くのではなく、最大24ヶ月利用料金から割り引くように変更。 だから、最近は実質の支払額みたいな、ちょっと怪しい感じの販売をしている。
ドコモの夏モデルのスマートフォン(Android)からは、ドコモ独自の統一したUIを導入したいとしている。 これも考え方によっては、そのUIに慣れたユーザーは、端末がSIMフリーとなっても、他のキャリアに移りづらくしたい作戦なんだろうね。
さすがにAndroid端末は各キャリア取り扱ってるし、今後各キャリアが次の通信方式 LTEにシフトした場合、それこそどこのキャリアでも選べるって事になる。
いかにキャリアがユーザーを囲い込めるか、新しい囲い込みが始まりつつあるんだろうね。
しかし、私があまり気にしてないAndroidの事について書くなんておかしいだろ。
そう、おかしいのである。
私はBlackBerryユーザーであるんだが… BlackBerryについて、SIMロック解除を考えてみたんだが、日本国内でSIMロックを解除しても、ドコモにとっては痛くも痒くもないのだ。
それはなぜかと言うと、BlackBerryはBISないしBESを経由した通信をするので、このサービスを提供していないキャリアを使ったとしたら、単に音声端末としてしか機能しなくなるのだ。
BISが無いとBlackBerryがBlackBerryとして機能しなくなる。
現時点で、ドコモはBlackBerryについては、放置していてもユーザーはどこにも行かない(行けない)ので、Androidみたいな囲い込みなんかやるはずもないし。。。
ドコモ以外でBISを提供し、端末も販売するようなキャリアやMVNO事業者なんて出てきたら面白くなりそうなんだけどね。