いつもの事だが、なんとなく妄想してみた。
iPhone 4S、au(KDDI)とSBMで販売されることが決まったのではあるんだが、ここではauの事は置いといて、SBMについて考えてみる。
SBMは以前は国内独占でiPhoneを販売していて、iPhone 3G、3GS、4の3機種。 そして今回発売されるiPhone 4Sが4機種目となる。
SBMの孫さんによれば、3G、3GSユーザーについては、端末の分割の残債があったとしても、iPhone 4Sにする場合残債分をチャラにして販売してくれるようだ。
SBMはAppleからどれだけの販売台数をコミットしてるのかは分からないけど、かなり高いハードルなのだろう。
台数とすればauの方がはるかに多いのかもしれないが、飽和状態であるSBMと比べるとそこまで必死になる事もないだろう。
で、4S発売時に既存のiPhoneユーザー(あえて言うと3G世代?)にもインセンティブを出そうとする姿勢は、いつものSBMと言えばそうなのかな? 確かに、SBMに限らず端末代金の残債がある場合、多くのユーザーは次の端末に手を出すのを躊躇してるようね。 それを回避すると言うか、ユーザーの負担感をごまかすか如く、月々サポートとかいう販売方法に変わったのは最近の事だ。
とりあえずユーザーの負担感を減らしたように見せた手法で、iPhone 4Sを発売して、3G、3GSユーザーの4Sへの移行はそれなりにスムーズに行きそうだ。
では、iPhone 4Sが出た後はどうなるのか?
当然の事だが、近いうちに(半年以内?)次のモデルiPhone 5が出るだろう。
では次期iPhone 5どうなるのかと考えると、今回の4Sには海の向こうで言われてる4G(LTE)には対応していないが、5ではLTE対応はされてくるはずだ。
さて、その次世代通信であるLTEが曲者だったりする。
次世代通信の3.9G(ドコモでは3.9G、SBMや海外キャリアでは4Gと呼んでいる)のLTEだが、ドコモとauはLTE方式を採用するとしていて、SBMのみTD-LTE(中国などで採用)という方式を採用するそうだ。 今までの3GではSBMとドコモは同じ通信方式W-CDMAを採用してたが、次からは別になる。
通信方式が違うと言う事は、次からはSBMの端末はSIMロック解除したとしても、他のキャリアで使われることは無くなると言う事になり、まぁ国内ではキャリアロックが掛かると言う事になる。 たぶんそうなった場合には、孫さんは声高らかにSIMフリーにしたとか言い出すんだろうね。
しかし、困ったことにSBMは未だにLTE(TD-LTE)に対してのインフラ整備をしてない。 近々周波数の再編で新たに免許が割り当てられるであろう900MHz帯についても、最初は3GであるHSDPAで基地局整備するとか言ってる。
SBMがTD-LTEを整備するのは当分先になるだろう。 現時点ではLTEはドコモが先行し、auは後を追ってる感じ。
次期iPhone 5がLTE対応で出てきた場合、SBMはHSDPA(現状と同じ)で、auはもしかしたらCDMA2000とLTEになるかも!?
そうした場合、前の緊急記者発表の時に孫さんがSBMのW-CDMA方式とauのCDMA2000の性能差(理論値)で優位だと豪語してたが、それもできなくなってしまう。
さてさて、次はどうなるのかな?
Appleの出方も気になるけど、国内で販売するキャリアの事も気になる。
いろんな意味でiPhoneって話題の尽きない端末だね。
使った事無いけどね :3