富士重と言えば、スバルなのだよ。 と言っても、富士重工の自動車部門がスバルってだけなんだが。
富士重工の前身は、中島飛行機という航空機メーカーで、フロントグリルとかで航空機をイメージしたスプレッドウィンググリルとかをいうデザインにしてた時期もあったりした。 あれが良いか悪いかは別としてね。
富士重のプレスリリースを見てると、自動車に関することが主で、あとはゴミ収集車とかロビンエンジンの発電機や風力発電がどうとかだったりした。
で、久しぶりに航空機関係のリリースがあった。 航空機を作ったわけでは無かったけど。
富士重工業株式会社 ニュースリリース 2011年6月7日
富士重工業と東大、機体破損後の航空機の自動飛行実験に成功
～人工知能技術を用いたシステムにより、民間機を対象とした機体では世界初 ～
http://www.fhi.co.jp/news/11_04_06/11_06_07.html
プレスリリースにある写真の実験機は、小型ビジネスジェット機のスケールモデル（全長約1.4m）で、機体設計を富士重が担当し、飛行制御に必要なセンサーや制御用コンピューターの開発、ならびに機体製作を東大が行ったそうだ。 東大凄いなw
今回成功したニューラルネットワーク（人工脳神経網）っていうソフトウェアの技術がどれだけ凄い事なのかは想像しづらい事ではあるんだけど、これからどんどん発展させていって、いろいろな分野に応用させていってほしいところではあるね。
スバルと言えば運転支援システムのEyeSightってのがあるくらいだから、そのうちもっと進化したのが出てくるだろうね。
ただ、富士重（スバル）のネックとして、良い技術はあるんだけど、それをうまくアピールできないんだよね。
その辺りは、いつも残念に感じるので、今後はそれについても期待したいところだ。
