政府・与党は、道路特定財源の扱いを最終決定し、2008年度からの10年間、道路特定財源の暫定税率維持し、道路建設に10年で59兆円の事業費を確保した。
話題?になってた道路関連以外に使う一般財源化は、08年度で1900億円とわずかな額にとどまる見込みだ。
この様子をみて、日本経済新聞の社説では、腰砕けになった道路特定財源と称している。
NIKKEI NET(日経ネット):社説1 腰砕けに終わった道路財源の改革(12/8)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20071207AS1K0700707122007.html
社説の内容は置いといて、今話題になってるような取り組みでは、どんな改革をしたとしても、道路特定財源の改革は国民にとって腰砕けになると感じる。
政府・与党は、高速料金を下げる代わりに道路特定財源の一般財源化を阻止するようだ。
NIKKEI NET(日経ネット):経済ニュース 高速料金下げ、原資は総額2兆円・道路財源活用
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20071207AT3S0700J07122007.html
高速料金の値下げという飴で、少しでも国民を納得させようと思ったのかどうかは知らないが、、、安易だね(;¬_¬)ジ-ッ
政府・与党合意では、「今後10年間を見据えた道路の中期計画を策定し、真に必要な道路整備は計画的に進める」とある。
やっぱりあのヒトたちには、税率を本則に戻す(下げる)ということなど考えないのだ。
真に必要な道路整備を計画的に進める前に、真に必要なのは、道路特定財源に余剰があるなら、先ず減税だ!
減税し、税率を本則に戻し、なおかつ余剰が出たのなら、一般財源化の議論が出てもいいだろう。
個人的には、、、仮にそうなったとしても、一般財源化する前に、更なる減税ってのが筋だと思うけどね。
政治家の話しを聞いて、納得して賛同できる納税者ってどのくらいいるんだろうか!?
私は、、、納得できるわけないと思うのだけど。。。