nikaToMoBB’s diary

むつぼしてんとう How do you like swimming? / 水泳どうでしょう

高速道路無料化社会実験

昨日(6/28)から、一部の高速道路について無料化する社会実験が始まった。
http://blogs.yahoo.co.jp/nikatomo72/60812931.html


昨日1日で、交通量は無料化社会実験区間で平均79%増加した。

道路:高速道路の無料化社会実験 - 国土交通省
実験開始後の状況について
6/29 実験開始後の交通量等速報(6/28 24:00)
http://www.mlit.go.jp/common/000117805.pdf


無料化された区間は全て交通量が増加している。

交通量が増加しているということは良いことで、高速道路と一般道路でトラフィックが分散されているということだ。

高速道路の利用が増え、一般道の混雑が解消される。 一般道の混雑が解消される分、高速道路が渋滞するじゃないかとも思うんだが、高速道路で渋滞した個所は、料金所か一般道との合流部だ。

高速道路無料化が一概にいいとは思わないんだが、地方の高速道路の場合は、無料化によってトラフィックを分散し、ピークの混雑量が緩和できる。

そうすれば、新たなバイパスを建設する必要が無くなり、インフラ整備の投資をする必要が無くなる。


もし、高速道路を利用しても尚且つ、混雑が解消されないのなら、その個所についてはバイパスや車線数を増やすなどの対策が必要になるだろう。


一部高速無料化による財源はどうするのかというと、これは自動車ユーザーが負担している、道路特定財源の一部を充ててもいいだろう。 なんなら、揮発油税ガソリン税など)の暫定税率を本則に戻さないのであれば、その暫定税率分を充てればいい。 この場合、一部の高速道路の無料化以外にも、主要高速道路についての料金体系も見直されるべきだろう。

よく言われる受益者負担と言うのならば、自動車ユーザーが負担している道路特定財源一般財源化する前に、そういうところに使うべきだろう。