千葉国体で浮上してしまった国体の参加資格問題。
国体問題で県側から聴き取り - NHK山口県のニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064148621.html
前々からそう言ったことはあったし、暗黙の了解というグレーゾーンみたいなもんだったと思うのね。 ただ、山口県のやり方はちょい上の人たちの癇に障っちゃったのかな?って感じじゃないのかな?
あくまでも、私の想像だけどね。
山口県の多方面へのネゴシエートやサポートなどが、うまくいかなかった(ほったらか?)からじゃないかなとも思える。 長州気質が悪い方向に作用してしまったのかな?
物事の発端は、千葉国体に出場した山口県選手団の中に参加資格がない選手がいる可能性があるとして、日本体育協会は調査に乗り出した。
日本体育協会は成年選手の国体の参加資格について、その都道府県に住民票または勤務地があること、卒業した中学校・高校があることのいずれかを満たすことを条件としている。
今回の千葉国体に出場した選手の参加資格について、県の体育協会が指摘されたのは、住民票は県内にあるが日頃は県外で生活しているケース。 県体育協会によると、県外で主に活動している選手およそ30人が調査の対象で、年間の活動実績や拠点などを調査して、当該選手に参加資格があるかどうかの結論を出すそうだ。
重箱の隅を突かれて、そこが思いのほか痛かった感じなのかな?
ふと思ったんだけど、国体の参加資格って詳しくは理解してないんだけど、「その都道府県に住民票または勤務地があること、卒業した中学校・高校があることのいずれかを満たすことを条件としている」って事らしい。
穿った見方かもしれないが、住民票があれば仮にそこに住んでいなくても住民には変わりない。 住民票のある地方の選挙権だってある。 極端な話、長期の単身赴任で、住民票を移す移さないは本人の勝手だろうし、何をもって住民となすのかって事だ。 もし、住民票と違う所で居住していた場合、選挙権はどうなるの?って事だ。 これは法律で示してある通りだ。
実態が在ろうが無かろうと、書類はそうなっているんだ。 お役所ではそういう対応をされるからね。
常識的に考えてとか言うのは分かるんだけど、この常識って結構危ういもんで、常識は日々変化するからね。 あまり「常識」ってのに囚われるのはよくない。
私は、山口県や他県の擁護する気は全く無い。 ただ、いちゃもんをつけるんなら、ちゃんとしたルールを作ってから付けるもんだ。 それと山口県、もうちょっとうまいこと波風立たせないようにできなかったんじゃろうか?
国体開催が迫ってきて、プロパーの選手じゃ歯が立たないから外から引っ張ってくる。 もっと前から、選手やスポーツを育成するようにしないと、国体が終われば衰退していくのは目に見えている。 しまいには、来年の山口国体まで1年を切った現在でも、国体で使用するプールは建設中で、来年3月末に完成予定だ。
成功させよう山口国体とか言っても、ハードもソフトも揃ってない状態で何を言ってるんだか。
みんな頑張ってるんだからと言われるんだが、みんな頑張ってるのは当たり前で、頑張り方を変えていかないといけないって事だね。
まぁ、私も一山口県民で納税者の一人でもあるので、これくらいの事は言ってもいいだろう。