nikaToMoBB’s diary

むつぼしてんとう How do you like swimming? / 水泳どうでしょう

成り立たない公共工事

昨日、NHKクローズアップ現代

「入札成立せず ~“脱”談合の波紋~」

と言うことで、何かと話題の建設業の談合問題を取り上げてました。


オイラは公共工事を行う施工業者ではないけど、仕事では公共工事とヒジョウに密接な関係がある。


今回のクローズアップ現代の入札不成立の問題を見ていて、こういう問題は遅かれ早かれいつか表面化すると思ってました。

それは、談合問題が世間の話題になり、脱談合の流れになってきたところで、こんな問題が出てくるんやないかな?と思ってました。


公共工事の入札は、予定価格が公表され、予定価格以下で入札しないと落札できません。

そもそも公共工事と言えども、いろいろな工事があります。 儲かる工事があれば、儲からない工事もあるのは周知の事実。 儲かる工事は誰もが選ばれたくて、儲からない工事は避ける(辞退)のは、営利を追求する立場からすればもっともな事じゃね。

営利がないと、会社が労働者に賃金が払えないので、こういう状況になるのは仕方ないことなんじゃろうね。

だからってオイラはけして談合を容認してはいないので、誤解しないでね。


そもそも入札が成立しない理由としては、、、儲からない工事がある。 なぜ儲からない工事があるのかというと、予定価格の設定が市場価格と掛け離れていることにある。 まぁ、お役所ってところは、市場と掛け離れてると言えばそうかな!?

ようは、適正な工事価格ではないことが一番の問題点なんだろうね。

他にも問題は山積だろうけどね。。。


土木工事業者の過当競争が激化する中、中小の会社が最悪、倒産、廃業に追い込まれていく。

台風や洪水、高波、地震などによるいろいろな災害、近年の異常気象によって天災の被害は拡大する一方だ。 こういう緊急時に、ほんとに必要になってくるのは土木工事業者です。


公共工事のあり方を考え直さないといけない時代がきてるんだろうね。