今月1日から施行された違法駐車の取締りですが、多くのニュース番組では駐車違反の取締り方法が変わり、結果的に強化されているということが取り上げられています。
今回の法改正で、取締りよりも注目すべき点は、「反則金」の他に
「放置違反金」という新たな制裁金制度だ。
駐車違反の「反則金」と「放置違反金」、このふたついったい何が違うのか・・・
「反則金」はクルマの運転者、すなわち違反者が支払うもの。
「放置違反金」は、駐車違反を犯した運転者が「反則金」を支払わなかった場合、そのクルマの所有者が支払うものです。
「反則金」を払えば、「放置違反金」を払うことはありません。
このシステムにはちょっとしたカラクリがあります。
同じ違反をした場合でも、「反則金」で処理した場合は違反点数が付加されますが、違反者ではなくクルマの所有者として「放置違反金」を支払った場合、なんと違反点数は付かないのです!
現行法では、そうらしいのです。
新たな違法駐車取締りに関するQ&A
http://www.npa.go.jp/koutsuu/shidou27/qa.htm
ここで、あれ?なんだか不公平じゃん? と思われる方も多いと思います。
確かに不公平だと思います。
でも、ここであまりこのことを議論すると、まさに「警察の思うつぼ」です。
不公平なら、二段構えから一本化してどちらの場合でも点数を付加するみたいに法改正される可能性があるからです。
私たちに有利な法改正になるとは、決して思われません(´・ω・`)ショボーン
詳しくは、今井亮一さんのブログで
http://ko-tu-ihan.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_9762.html