2012年10月1日より、Xi契約の新たなパケット料金プランを提供するそうだ。
報道発表資料 新たなＸｉパケット定額サービスおよびデータ通信専用の定額料金プランの提供開始 お知らせ NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/06/20_00.html?ref=nr_rss
現状では、Xi契約でBlackBerry専用のISP BIS契約ができないのであまり詳しくは理解してないのだけど、Xi契約してるパケット料金プランを値下げしたようなプランが新たに出来たということだ。
一般的な契約をしてる人を考えて簡単に言うと、
定額料金の上限を5,985円から4,935円に値下げする代わりに、現状では通信速度規制が7GBまでかからなかったところを、3GBに減らしますよと言う事だ。
制限されるデータ量が半分以下になるのに、定額の料金は2割しか安くならない。
データ通信が多かったり、テザリングしたりする人はこのプランは使えないだろうね。
しかし、LTEになってW-CDMAに比べ周波数の利用効率が上がったってのに、更にトラフィックの規制をしていくのはどうなんだろうか。
ネットワークに負荷を掛けたくないのは分かるんだが、それでは高速大容量のデータ通信ができる次世代の通信方式のLTE 3.9G（他社は4Gって言ってるけど）はなんなんだ？って事になっちゃう。
自宅や勤務先にWi-Fiがあり、その他近くにWi-Fiスポットでもあればそこでデータ通信してパケットを抑えられるけど、キャリアのやり方としては、卑怯な感じがするよね。 移動通信事業者なんだからさ。
そもそも前からあるXiパケ・ホーダイ ダブルの2段階定額の2段階へ行くときのグラフの傾斜がキツイのなんの。
こんなプランを作る前に、グラフの傾斜を見なおしたり、まともなパケット単価での従量制料金があった方がユーザーにとってメリットが大きいんじゃないだろうか？
多く使う人は使ったなりに料金を支払い、それなりに使う人はそれなりの料金、殆ど使わない人は最低料金みたいな感じで。 アホみたいに定額にするから、アホなユーザーがアホみたいにトラフィックを増やすのよ。
キャリアはデータARPUの向上ばかり考えてるだけじゃダメだよ。
