nikaToMoBB’s diary

むつぼしてんとう How do you like swimming? / 水泳どうでしょう

国体資格問題で結論が出たようだ

昨年の千葉国体以後、表面化した山口県選手のうち、一部の選手が参加資格が無いのでは?という問題。

17日の今日夕方、日体協が設置した第三者委員会が、調査結果を公表した。

時事ドットコム:山口の35選手、国体資格違反=第三者委が日体協に答申
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011021700948

今回問題となった35選手は、県内での生活実態が無いと言うことで、県代表としての参加資格が無いということになる。


厳しい判断だとは思うけど、まぁ結果は予測してた通りだった。

そもそも、異論が出た時点である程度の結論が見えてたようにも感じる。

どこぞの八百長問題ではないが、暗黙の了解というか、知ってはいるけどその辺は穏便にという文化というか気質が、今まではあったんだと思う。


本来の国民体育大会という意味では、2002年高知県で行われた「よさこい高知国体」のスタンスがいいんじゃないかな。

天皇杯獲得のためにだけの選手強化、実際は選手強化ではなく、よそからポイントを取れる選手を獲得するようなやり方というのは、県民のためにはならない。

将来的なスポーツ振興を考えれば、プロパーの選手を育てることが大切だ。

現時点で育ってないから仕方ないと言われるだろうが、選手を獲得する予算があるんなら、10年以上前からコツコツと育成していかないといけないだろう。

今回の決定で、山口県は窮地に立たされるだろうけど、どうするのかな?

気になるのは、今までそれに予算(県民の税金)を使ってきたわけだから、誰かが責任を取るのが普通なんだが、誰も責任らしい責任は取らないんだろうね。

来年以降開催の地方の県は、これを踏まえて抜け道を考えないとね。

人口の多い県(特に関東圏)は、国体があるからといって、田舎のようにムキになることは無いだろうね。


山口国体では、山口県選手に頑張って欲しい!

さて、どうなんのかね?