今年は、4月13日~18日までの6日間で行われた、日本選手権。
例年よりも倍近くの参加者で、予選10コースでレースが行われる異例の大会となりました。
今年は、一部の種目を除き、予選、準決勝、決勝と、同一種目で3レース泳ぐと言うタフなレース方式なりました。
国際大会では、この方式が当たり前なので、国際大会を見据えればタフなレースをこなせる選手にならないといけないと言う事なんだね。
国内の水着規定が変わって初めてとなる国内大会(2月のジャパンオープンは国際大会なので別)で、記録更新は難しいのではないかと思われ、確かに記録としては厳しいものになったようだ。
しかし、記録の更新が厳しい中でも、ブロック付きのスタート台が採用される初の国内大会となり、これは短距離種目では記録の更新に貢献したと思われる。
現に、最終日までに更新された記録は、どれも50m種目だ。
ただ、逆にそれに苦しめられる選手も多かったようだ。
最終日に行われた400m個人メドレー 決勝で、堀畑選手(日体大)が400mの種目で日本記録を更新したのはスゴイ事だと思う。
昨年までの高速水着での記録、これはしばらく破られないんじゃないかと思われたんだけど、そんなこともなさそうだと思わせる記録更新だったように感じる。
今年は、パンパシフィックとアジア大会、来年は世界水泳、再来年はロンドンオリンピック、記録は更新されていきそうだ。