以前にも記事にしたが、今月の20日に国際水泳連盟（FINA）で水着メーカーの会議をスイスのローザンヌで行うことになっている。 そこでは、「水着の素材、製造方法の基準」などが議題で、ミズノ、デサント、アシックスの日本の3社を含め、世界から21社が参加し、ヒアリングした上で、3月の理事会で水着に関する規則改定を検討するようだ。
高速水着の取り扱いについては、いろいろな団体が動いているという記事を見かけるので、この記事自体に大した驚きは無かった。
だが、最後の締めくくりコメントに、オガン氏（アラン・ベルナールのコーチ）が冗談めかして言った解決策
「全スイマーに唯一のメーカーが同じ水着を支給し、おのおのが契約メーカーのロゴだけを付ける！」
もしこれが、万が一でも現実のものになると、、、 堯(￣0￣;ﾉ
私の好きなモータースポーツに例えると、WRCやF1で言うコントロールタイヤ制を導入することと同じような事だと言える。 モータースポーツの場合、コントロールタイヤ制にしたとしても、マシン自体がまったく違うので、競技としての面白みはまだ残っていると言える。
なら水泳の場合はどうだろうか？ 選手個々ではイコールコンディションって事になると言えるんだが。。。
この場合、基準となる水着を誰が開発するのかで、選手によっては合う合わないという問題が出てこないとも限らない。 競泳界ではトップ選手の多いアングロサクソンをメインにして開発され、それを小柄な日本人にダウンサイジングしただけで、うまく水着を使いこなす事が出来るかを考えると疑問だ。
来月、どういう結論がでるのか？
