また冷却水ネタです。
冷却水って、エンジン内部の密閉した内部を循環していると思われがちですが、そうではないのですよ。
確かに、基本的には密閉空間で循環しているのですが、実は外気(大気)に開放されている場所があるのです。
さて、それはどこか?と言うと、冷却水のリザーブタンクです。
冷却水と言う液体、ようは水ですが、冷却水として使用されている場合、加圧されています。
これは、以前記事にもしましたが、ラジエターキャップにより一定の圧力によって加圧されています。
こまかいお話しは、文章能力の乏しい私には酷などで、また想像力をフルに発揮してください`s(・’・;) エートォ…
さて、冷却水はエンジンなどの発熱により膨張し、ラジエターによる放熱で収縮し、それを繰り返しながら機能しています。
発熱により膨張した冷却水はどうなるかと言うと、あふれてリザーブタンクに送られます。
逆に、放熱により冷却され収縮した場合、リザーブタンクにある冷却水を吸い込みます。
リザーバタンクの冷却水は、たえず増えたり減ったりを繰り返しています。
と言う事は、ここまでの内容でお分かりとは思いますが、冷却水はリザーブタンク内で大気と触れるのです。
このリザーブタンクに外気(大気)が入ってくるのですが、入ってくる場所にはフィルターなどのホコリ対策は施されていません。
ちょっと前のクルマにはフィルターとかがついていたらしいのですが、ここ最近かどうか分かりませんが、私のクルマはただ穴が開いているだけです。
この穴から、大気中のホコリやチリなどが入り込み、徐々に冷却水に混ざりこみます。
私は気休め程度ですが、この穴の開いた部分にスポンジ(私はエアコンフィルターの切れっ端)を挟んで、フィルター代わりにしています。
近年、黄砂やスギ花粉に代表される花粉、排気ガスやその他いろいろ、大気が汚れている傾向にあります。
私のクルマで2年間使用した冷却水ですら、黄砂かどうかは分かりませんが、汚れが溜まっていました。
私がお世話になっている整備士の人に言わせれば、このぐらいはまだキレイなほうで、ひどいのになると汚れが混ざって濁っているのが分かるそうです。
さらに悪くなると、、、これが冷却水!? こんなんがエンジンの中を循環してるの!? って、感じです。
冷却水のLLCが長寿命になったとしても、基本的にこういう汚れはどうしようもありません。
ぅげっっ!!(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
と、なる前というか、ならないように、定期的な交換をしたほうがいいですね(^J^)