山口県は県内の主要産品の1つであるセメントの地産地消を進めるということで、道路の舗装をコンクリートにすることを推進するそうだ。
アスファルト舗装はコンクリート舗装に比べ耐久性が高いのが特徴ではあるけど、個人的には現時点で比べるとデメリットの方が多いと思う。
コンクリート舗装は耐久性があるので維持管理費用も抑えられ、最近は養生期間が短縮され1日で硬化するコンクリートが開発され施工的にもメリットがあるようだが…
コンクリート舗装は構造上硬化すると伸縮しずらい材料なので打継ぎ目地が10m程度の間隔で必要になる、これを越えるときはあまり気持ちのいいものではない。
あと、アスファルト舗装に比べると路面の摩擦係数も低いので、特に雨天時などは走りたくないな。
そう言えばアスファルト舗装の場合、透水性舗装にすると雨天時の水はけが良く、夜間は反射も少なく走りやすいんだが、コンクリート舗装の場合はどうなんだろ？ ポーラスコンクリートの舗装版ってのを作ったりすんのかな？
維持管理費用が抑えられるコンクリート舗装だけど、もし穴が開いたりした場合の補修はアスファルト舗装のようにはいかないし、今のところ主要な道には採用してほしくないな。
道の駅などの駐車場に使うのはいいと思うし、交通量が少なく維持管理の目が届きにくい場所では採用してもらっても構わないと思うんだけど。
